ささささの日記

日本海海戦より二百三高地派

キンチョール「令和」日本経済新聞広告

キンチョール「令和」発表

2019年4月1日 日本経済新聞朝刊

f:id:sax5:20190412191734j:image

4月1日、新元号「令和」発表日。

 

毎年各企業はエイプリルフールへののっかり

企画に精を出している。

auはなまるうどんに…。

今年はどんな企業がどんな企画をやるんだろう

と思ってたけど、やっぱり新元号発表のニュースが大きすぎて

今年はエイプリルフールって雰囲気が皆無だったんですよね。

(もちろん、それでも数社がのっかり企画をやったみたいですが)

 

元号っていうのは。触れていいのか?ネタにしていいのか?イジっていいのか?

そんな中で、エイプリルフールで遊んでいいのか?

発表までって、やっぱりなんだか新元号は扱いが独特な感じだった気がするんですよね、

発表後の今でこそ、いろんな便乗企画に使われてますけど。

一歩間違えば大炎上しそうな、ちょっとしたヒヤヒヤ感。

そんな感覚の中で、ドーンと全面見開きカラーで来たキンチョール日経新聞出稿!

 

やるなーってかさすがーって感じですね。

元号発表自体も、平成と全く同様の形で行われるとも限らないのに。でも結果としてドンピシャで当たってます。

 

これまでおかしなCMをたくさんやってきた

キンチョールがやるからこそ違和感なく

面白がれるんだとも思います。

ザ・タンサン 新宿駅メトロプロムナード 特殊展開

コカ・コーラ 「ザ・タンサン」

新宿駅メトロプロムナード 特殊展開

f:id:sax5:20190325170408j:image
f:id:sax5:20190325170413j:image

普通の広告かと思いきや、ザ・タンサンの部分がやけに光っていて、シュワシュワしている!

近づいてみると…

f:id:sax5:20190325171300j:image

ザ・タンサン内がいくつにも縦割りされた水槽になっており、そこに空気泡を放出させてシュワシュワに見せていました。

 

メトロプロムナードでの広告展開は最近こすられてる企画も結構多いんですけど(今更フラッシュ焚いて撮影したらゾンビが出てくる!とかやるかーって感じなんですけど)、この展開は見たことないですね。メトロプロムナードならではの展開でもあります。

あんまり人が立ち止まるような仕掛けじゃないかもしれませんけど、インパクトはあって面白い企画でした。

私は阪神タイガースに幻想を抱きすぎているのか?

私は毎年のように優勝を逃す阪神に本当に辟易としている。ほんとバカみたいにいつも打たない。フォアボールでランナーを貯めてピッチャーの自滅待ち。打ちに行ってゲッツー凡退はもはやお家芸。ホームランが少ない。長打力がない。怖さがない。思えば阪神セ・リーグで横浜の次に優勝から遠ざかっているし、横浜の次に優勝回数が少ない。

f:id:sax5:20190323145554j:image

そしてバカみたいに育成が下手。近年のドラフトでは超1級選手も獲得している。

2011年ドラ1 伊藤隼太

2012年ドラ1 藤浪晋太郎

2015年ドラ1 高山俊

だけど今はみんな特に怪我などの決定的理由があるわけでもなくくすぶっている。日ハムや西武あたりが獲得していれば今頃スターになっていたかもしれない。

そんな阪神タイガース。だけどやっぱり今年も期待するしかない。我慢して使ってきた若手が、2003年の今岡・赤星・濱中・井川などのように一挙に開花して、そこに移籍組の金本や伊良部、外国人のアリアスやムーアがうまく絡んでぶっちぎり優勝した時のように。それが2019年であることを願うしかないんだ。なぜならワイら阪神ファンだから!!!!

 

…はい。というわけで、今年はこんな感じで優勝ですね。

【オーダー】

1二 糸原 316. 15本 47打点 7盗 (上本)

2中 近本 286.  2本 38打点 37盗 (高山)

3三 大山 325. 34本 115打点 8盗 (鳥谷)

4右 糸井 310. 20本 95打点 20盗

5一 マルテ 270. 35本 92打点 1盗 (ナバーロ)

6左 中谷 268. 24本 69打点 3盗  (福留)

7遊 木浪 295. 10本 52打点 13盗 (北條)

8捕 梅野 268. 17本 48打点 4盗


【代打】

福留 290. 7本 32打点

上本 305. 2本 15打点

伊藤隼 262. 4本 18打点


【ローテ】

1メッセンジャー 12勝10敗 3.32

2西 16勝6敗 2.42

3ガルシア 12勝7敗 3.05

4秋山 13勝9敗 3.42 

5岩貞 9勝11敗 3.85 

6青柳/藤浪/高橋遥/馬場


【リリーフ】

7回 能見 2.52 15H

8回 ジョンソン 2.35 32H

9回 藤川 2.60 34S

岩崎/桑原/ドリス


86勝 57敗 勝率601.

 

出塁率の高い糸原と、足が速く小技のきく近本の1.2番コンビ。そしてやっぱり大山の覚醒は鍵中の鍵。新外国人と移籍組は投手陣含めて安定した活躍。オープン戦で活躍した新人2名もシーズンを通して定着。守護神は藤川。オープン戦で良い感じのジョンソンが8回を。あとは新代打の神様で福留。

 

さあ、これでぶっちぎりだ!

そろそろマジック143が点灯します。

f:id:sax5:20190323152423j:image

 

渋谷駅 コカ・コーラプラス「食欲と、なかよく。」

コカ・コーラプラス「食欲と、なかよく。」

@JR渋谷駅 2019年2月26日撮影

f:id:sax5:20190312230156j:image

「食欲と、なかよく。」は、語感が良くていい感じですね。デカいカツサンドも美味しそう。

 

全然関係ないですけど、コーラって夜ご飯で飲まないですよね。なぜならば、カフェインが多いから。お昼から夕方にかけて飲むことが多いイメージ。

しかしながら1サラリーマンの私としては、仕事終わって家帰って、ご飯食べながら、お酒を飲むほど…ではないんだけれども爽快感を感じたい!みたいな需要ってすごくあるわけですよ。

そこで本当は飲み物に、コーラ選びたいんですよ。だけど飲まないんですよ。なぜならば、カフェインが入っているから。それで夜眠れなくなったりなんかしたら、すごーく損した気分になるし!せっかく疲れて帰ってきてるのに!

だから、ウィルキンソンとか飲んだりするわけなんです。しかしやっぱ炭酸飲料で圧倒的に一番美味しい飲み物は、コーラに違いないわけですよ。でもカフェインレスのコーラなんてあるわけない…と思ったらこれがあるわけですよ!!!

f:id:sax5:20190312231238j:image

 

 

 

コカ・コーラ ゼロカフェイン」ですって!

なんで早く言ってくれないのか!と思うと同時に、全然広まってないなーってか、全然コンビニとかスーパーとか置かれてないですよね……。

この商品の何がいけないんでしょうか?(やっぱ味?)

 

みなさんのご意見、お待ちしてます。

 

 

GODIVA 2019ホワイトデー広告 日本経済新聞全15段

 

GODIVAゴディバ) 2019ホワイトデー広告 日本経済新聞全15段

3月6日

f:id:sax5:20190311153833p:plain

 

バレンタインデーにしてもホワイトデーにしてもいったい全体

こんなに面倒なものを作った人は誰だ?と問いたいですね。

本当に、擦られ続けた古臭いツッコミワードいいますけど、

「こんなの菓子メーカーが儲かるだけじゃん!!!!」って。

 

 

でも本音なんだから仕方ないですよね。

義理チョコをもらいそして返すだけのイベント。

ただただお金を消費するだけのイベント。

かといってやらないのも嫌な感じになるから一応やっておくだけのイベント。

 

…って。考えている人が多いんじゃないか?っていう世の中の

インサイトをついたかのようなGODIVAの新聞広告。

このテーマについては、GODIVAが言うからこそ成立する。

そして「意見」であるからこそ、新聞広告がよく似合う。

話者も「企業」ではなく、「社長」としているからこそ、

ボディコピーもエモーショナルに表現できる。

 

そんな広告ですね。GODIVAは2018年にもバレンタインデー前に

新聞広告を出稿していますね。

f:id:sax5:20190311155714j:plain

 

今年はないのかなーと思ったらホワイトデーでしたね。

正しい世の中のインサイトに対して、言える立場の企業が意見を提言している、

GODIVAにしかできないGODIVAならではの広告だと思いましたねー。

 

 

 

 

「おやじのアロハ。」PAPAS 日本経済新聞全15段

「おやじのアロハ。」PAPAS

2019年2月26日 日本経済新聞朝刊 全15段

f:id:sax5:20190228001627j:image

掲載料だけで二千万もする日経の全面を「おやじのアロハ。」でいく心意気。

てか、セーターにアロハってよくわからない。。。

日経を読む紳士の皆様はそんな格好するものなのか?

そもそも、これはどのシーズンの格好なんだ?

 

否。そんな質問は無粋だった。

ボディコピーにその答えがあった。

 

「パパスは自由だ。好きなように組み合わせればいい。」

 

そう、自由。自由を求めるおやじのブランド。それがパパスなのであった。

 

うん。でもこの格好を父親にされたら、

ぶん殴るとは思う…。

 

「帰ってきたヒトラー」にみる演説力

最近「帰ってきたヒトラー」という映画を観たんですが、

私にとって非常に面白い、当たり映画でした。

ヒトラーが現代にタイムスリップして、

そっくりさんとしてコメディアンになってしまうという話です。

f:id:sax5:20190227231536j:plain

この映画の最大のポイントは、そんなヒトラーが得意の「演説」を武器に、

コメディアンながらも現代のドイツ国民から支持を得ていくところです。

昔のヒトラー同様、発言自体は過激なのですが、あくまで”普通のドイツ国民”が、

「少々過激だけど、言ってることは正しいよ」とキレーに魅了されていくのです。

 

本映画ではそうした「ヒトラーが大衆を魅了した演説の構造」を、

現代の状況にあてはめた上で非常にうまく再現していました。

基本的には

①今の状況は、クソだ!ゴミだ!みんな貧しくて、みんな困っている!!!

②こんな状況になっているのは、コイツらのせいだ!

③コイツらを打ち倒さなければ、我々に未来はない!(拍手喝采

 

てな感じです。

特に①では、具体例をあげながらしつこく問題提起していきます。

「テレビはこんなにも薄型になった!技術の進歩は著しい。

 しかし中で映っているものといえばなんだ!?クズだ!ゴミだ!」

大衆がひそかに心で抱えている問題意識をドンズバで言っていく。

しかもしつこく捉えていく。そうやって共感させて、味方につけていきます。

③もポイントです。たとえテレビであっても、聴衆がいる場で演説し、

観客の拍手なども含めて放映する。自分が他者から支持されていることを

あえて見せつけるのです。あとは身振り手振りや、発言に強弱を思い切りつけて、

印象的に表現していくところも特徴です。

 

 

ヒトラーは近現代における歴史上最悪の人物とされており、

私自身もそう思います。でも演説はすごい。

独裁権力を掌握するまでには、こうした能力の発揮があって、

本当に、実にストレートに、普通の国民を魅了してきた経緯があるというのは

忘れてはならない、と映画を観て改めて思わされてしまいました。

 

観る前はそんなに期待していなかったんですが、 

コメディ映画として、ちょこちょこ笑いもあり、学びもあり、とても良い映画でした。