ささささの日記

日本海海戦より二百三高地派

しっくりこない高尾山の広告コピー

高尾山のポスター@渋谷駅

 

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キャッチコピーは、

「すてきねぇ、東京の夜景。

   あ、ここも東京…でした。」

 

このコピーを見て、一瞬「おっ」と思ったが、すぐに「は?」となって、「うーん…」となった。

 

そもそも、東京の夜景って普通、東京で見るもんなんじゃないの。にも関わらずこのコピーは、東京の夜景を東京で見れていることが「あ、ここも東京…でした。」と新たな"発見"であるかのように書かれている。それって見る人の感覚からズレてるんじゃないの…。

 

最初に「おっ」と思った理由は、「こんなに素敵な景色が見れる高尾山という場所は、実は東京という都心から超近いところにあるんだぜ」的なことを言いたいこのポスターの狙いが、なんだか上手い表現で言い表されてそうな気がしたから。

でもなんかズレてた。なんか共感できないこの感じ。

 

基本的に、「ん?」となるようなコピーって、良くないと思います。つくり手の熱がたくさん込められてることはわかるんですけど、考えすぎて、一瞬で見るときの生活者感覚から微妙にズレ込むこの感じ。よく陥りがちではありますけど…。