ささささの日記

日本海海戦より二百三高地派

ボケ続ける「ドリップ カレーメシ」

ボケ続ける「ドリップ カレーメシ」

WEBサイト

店舗(DRIP CURRYMESHI TOKYO(ドリップ カレーメシ トウキョウ)

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日清食品の「カレーメシ」がどういうわけだか、カレーメシにコーヒーや紅茶を丁寧にドリップして入れてつくる「ドリップカレーメシ」を提案。そのキャンペーンサイトなのですが、まるで今流行りのサードウェーブコーヒーのように極めてスタリッシュに作られていて、どこまでがボケなのか、どこまでボケ続けるのか、わからない構成になっています(多分ずっとボケ続けています)。それで11月2日には実際に「バリスタ」がドリップして入れてくれる店舗までOPEN。ここでも、「自分たちはこんなにボケています」という意識は一切出さず、「本気でやってます」感だけを出し続けています。

この「カレーメシをドリップしてスタイリッシュに食べる手法の提案」がいかにカオスかは生活者の方にツッコんでもらわないと成立しない関係になっていると思います。生活者を相方として捉えているのです。自分たちでボケを回収しない、いわばそれだけ高度な「ネタ」としてキャンペーンを出来るのは、流石に日清食品さんと言わざるをえないですね。