「母になるなら、流山市。」駅貼りポスター
流山市 PRサイト
千葉県にある流山市のプロモーション。「母になるなら、流山市。」というキャッチコピーは2010年から展開されているようで、主に主要駅の交通広告などにポスター掲出されているようです。結果、流山市の人口はこの10年で約2万5千人増えて、現在18万人ほどになり、しかもターゲットの30~40歳代の子育て世代が増え続けているとのことです。行政の広告としては珍しく、しっかりとキャッチコピーをつくった広告ですね。
最近では、宮崎県小林市の「ンダモシタン小林」や、大分県の「シンフロ」などに見られるように、行政でもYouTubeで面白い拡散動画を投稿したりするような変わったプロモーションを行うところも増えてきましたが、その裏には少子高齢で人口減少が進む日本において、市の人口が減ったりとわかりやすく危機感がつのりまくっていて、さすがに行政でも重い腰を上げなきゃいけなかったというのが背景なんだと思います。しかし流山市は2010年からこのプロモーションを展開しており、しっかりとブランディングを考えた市のプロモーションとしては少し先駆けと言えるかもしれないですね。