ささささの日記

日本海海戦より二百三高地派

大同生命 日経新聞広告 おばさん図鑑と化している

大同生命 2019年6月3日朝刊 日本経済新聞広告

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生命保険会社の広告、人の顔出しがち。

そして見てください、この壮観なおばさん図鑑。

「パイオニア」だからこそある程度お歳を召された方しかいないのでしょう。そして広告屋目線としても、ここまで社員が実名と顔を出してくれる会社はなかなかありません。こんなに細かくしてまで顔出しする必要はあるのか?と思ってしまいますが。しかし熟女好きの私にとっては楽しい限りです!たまにおじさんも混じってますけどね!世にも珍しいおばさん図鑑広告でありました。

カネカ 東京駅の駅看板 知花くらら

カネカ 東京駅 新幹線口 駅看板広告

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今、育休やら転勤やらで話題?炎上?中のカネカさんの広告。

イメージキャラクターの知花くららさん一本の清々しい広告。

そんな知花くららさんが5月29日に第1子妊娠を発表した直後に育休絡みで炎上するとは、なんとも悩ましい世の中の常だなと思う昨今であります。

 

 

 

日本ガイシ 100周年 日本経済新聞広告

日本ガイシ 100周年 日本経済新聞広告 2019年5月9日朝刊

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100周年の広告ですね。

歴史的に日本は、1914年の第一次世界大戦戦勝国となってから1929年の世界恐慌を迎えるまでの時代は好景気が続き、現在にも残る優良企業がにょきにょき創業してきた時代でした。

主に大正時代とまたがる時期であり、今度の1万円札にもなる渋沢栄一も多く創業に関わってきた時代でもありました。大正バブルなんて言われました。

そして2019年の現在、そういった歴史ある企業がちょうど100年目を迎えたりしている場合が多いのです。

歴史ある企業で100周年、ともなりますと、流石に新聞広告を出したり、多少の予算はとりますよね。

広告屋にとっては、ビジネスチャンスというわけですね……。

 

 

久しぶりにコナンの映画を観て…(名探偵コナン「紺青の拳」)

ゴールデンウィーク中に映画館で2本映画を観ました。名探偵コナン「紺青の拳(フィスト)」と「キングダム」です。名探偵コナンについては、久しぶりに映画を観ました。

元々私は小学生から漫画を60巻くらいまで集め、50巻くらいまでは3〜4度再読するほどの、ある程度のコナンフリークでした。特に序盤でよく登場する不気味な洋館・旅館での残忍な殺人事件など、硬派な展開が好きでした。また黒づくめの男達の対決は、次々と明らかになる真実や裏切り者、騙し騙されの怒涛の展開が好きでした(特に24巻や49巻!)。

だけど今回の映画を観て……

俺の知ってるコナンじゃない

って思ってしまった。

どこがって…とにかくラブコメ要素が強すぎる。そもそも知らなかった。

工藤新一と蘭って付き合ってたんだ?

私はこの映画で初めて知りました。何?付き合ってるのか付き合ってないのかわからない微妙な関係がよかったんじゃないのか!?

元々ラブコメ要素ってたくさん散りばめられてた漫画だったんですけど、今回の映画は成人男性の私だと目を伏せたくなるような強烈なラブラブシーンというかイチャイチャシーンがすげーある。事件ベースにラブコメ要素が追加されている… というより、ラブコメベースに事件が追加されている…ってそんな感じに見えた。恋は障壁があるほどに最後の結びつきが美しく見える。「事件」はその恋の障壁に一役買っただけ…のような。そんな風にも見えました。おじさんはただただ置いてけぼりでした。

ただこの要素が要因で女性ファンの獲得に成功し、映画の興行収入は超良いみたいですね。「ヒット」の仕方というか要因って、本当いろいろですね……。

 

午後の紅茶「紅茶派」電車内まど上広告

午後の紅茶「紅茶派」電車内まど上広告

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確かに「紅茶派」って使わない言葉ではないなって思いました。コーヒーでもなくお茶お茶でもなく紅茶派。

日本の飲料市場の「紅茶」という分野において、「午後の紅茶」ってブランドはなんか独走感ありますよね。お茶もコーヒーも結構せってる感じはあるんですけどね。例えば「綾鷹」も飲むし「おーいお茶」も飲むし「生茶」も飲むじゃないですか。「ファイア」も「ボス」も「ジョージア」も飲みますね。同じくらい市場によく出てますね。

だけど紅茶の他ブランドって、「リプトン」とか「紅茶花伝」とか「TEAS'TEA」とか?なんか一個落ちる感じするじゃないですか!いわずとしれた"午後ティー"に比べると!だからこその、紅茶ドリンクのトップブランドとして言う「紅茶派」って悪くないなって思いましたよ、リリーフランキー深田恭子も飲んでそうな感じするし!

ついこの間は「おにぎり公式飲料」を謳ってお茶の市場を狙ってましたよね。今はやっぱりそれを否定するわけではないけれども、基本的には嗜好品としてのポジショニングに落ち着いたって感じなんですかね。

 

天皇陛下即位 祝辞広告 2019年5月1日 日本経済新聞朝刊

天皇陛下即位 祝辞広告 2019年5月1日 日本経済新聞朝刊

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連合広告で、企業名だけ掲載されるタイプの広告ですね。1本30万〜50万程度と思われます。

いつも思うんですけど、こういう連合で出す広告、並びがピッタリ合ってるのを見てすごいなーって思います。ギッシリ、ピッタリ、です。付き合いで、破格で入れてくれる広告主で数を調整してるんですかね。

「広告効果」はいかほどなんでしょうか。何の売上にもつながらない気はしますが、商談の話題くらいにはなるって感じですかね。「費用対効果」とか言い出すとこんなことはできないですよね。そういうもんじゃないことだけは確かです。

各企業がこの広告の出稿費をどの財布から出しているのか…、一営業マンとして気になるところではあります。