「おやじのアロハ。」PAPAS 日本経済新聞全15段
「おやじのアロハ。」PAPAS
2019年2月26日 日本経済新聞朝刊 全15段
掲載料だけで二千万もする日経の全面を「おやじのアロハ。」でいく心意気。
てか、セーターにアロハってよくわからない。。。
日経を読む紳士の皆様はそんな格好するものなのか?
そもそも、これはどのシーズンの格好なんだ?
否。そんな質問は無粋だった。
ボディコピーにその答えがあった。
「パパスは自由だ。好きなように組み合わせればいい。」
そう、自由。自由を求めるおやじのブランド。それがパパスなのであった。
うん。でもこの格好を父親にされたら、
ぶん殴るとは思う…。
「帰ってきたヒトラー」にみる演説力
最近「帰ってきたヒトラー」という映画を観たんですが、
私にとって非常に面白い、当たり映画でした。
ヒトラーが現代にタイムスリップして、
そっくりさんとしてコメディアンになってしまうという話です。
この映画の最大のポイントは、そんなヒトラーが得意の「演説」を武器に、
コメディアンながらも現代のドイツ国民から支持を得ていくところです。
昔のヒトラー同様、発言自体は過激なのですが、あくまで”普通のドイツ国民”が、
「少々過激だけど、言ってることは正しいよ」とキレーに魅了されていくのです。
本映画ではそうした「ヒトラーが大衆を魅了した演説の構造」を、
現代の状況にあてはめた上で非常にうまく再現していました。
基本的には
①今の状況は、クソだ!ゴミだ!みんな貧しくて、みんな困っている!!!
②こんな状況になっているのは、コイツらのせいだ!
③コイツらを打ち倒さなければ、我々に未来はない!(拍手喝采)
てな感じです。
特に①では、具体例をあげながらしつこく問題提起していきます。
「テレビはこんなにも薄型になった!技術の進歩は著しい。
しかし中で映っているものといえばなんだ!?クズだ!ゴミだ!」
大衆がひそかに心で抱えている問題意識をドンズバで言っていく。
しかもしつこく捉えていく。そうやって共感させて、味方につけていきます。
③もポイントです。たとえテレビであっても、聴衆がいる場で演説し、
観客の拍手なども含めて放映する。自分が他者から支持されていることを
あえて見せつけるのです。あとは身振り手振りや、発言に強弱を思い切りつけて、
印象的に表現していくところも特徴です。
ヒトラーは近現代における歴史上最悪の人物とされており、
私自身もそう思います。でも演説はすごい。
独裁権力を掌握するまでには、こうした能力の発揮があって、
本当に、実にストレートに、普通の国民を魅了してきた経緯があるというのは
忘れてはならない、と映画を観て改めて思わされてしまいました。
観る前はそんなに期待していなかったんですが、
コメディ映画として、ちょこちょこ笑いもあり、学びもあり、とても良い映画でした。
ポムポムプリンのケツの穴
なんだかものすごく遅れた話題かもしれないんですけど、
サンリオキャラクターのポムポムプリンにケツの穴があるって知ってました?
シワまでリアルに!
画像は多摩センター駅のサンリオピューロランド装飾なんですが、
私もそこで見て「ん!?」ってなって初めて気がつきました。
で、キティちゃんとかシナモロールとか、他のキャラも見たんですけど
それはなかったんですね。ポムポムプリンだけなんですね。
絶妙なツッコミどころ作ってきますよねーほんとに!
10億円会議
10億円会議 日本経済新聞 全面広告
世界を救うには、どうしたらいいんでしょうかね。
私は日々自分のことで精いっぱいではありますが、
目の前で困っている人がいたら絶対助けたい
と思いながら生きております。
世界中の全員が 同じ考え方をして、本当に実行したら
世界は救われますよね。でもやっぱり、そうでないから救われてないんですよね。
もし世界を救えるアイディアがあるとすれば、世界中の人の考え方を
イジれる何かだと思うんですよね。で、それが宗教だったと思うんですよ。
助け合って、良いことをしないと、地獄に行っちゃいますよって。
10億円あったら、ものすごい画期的宗教をつくるのも、
アリかもしれないですよね。
は?
リニューアルしたイッツ・ア・スモールワールド
先日ディズニーランドに行ってきたんですが、
リニューアルしたイッツ・ア・ワールドにやっと乗ることができました。
私はイッツ・ア・スモールワールドが昔から大好きだった。
なぜならば、ディズニーランドという「夢の国」の中で最もいわゆる「夢の国」感を感じるからだ。
このアトラクションの世界に浸って、楽しげな歌を聴いていると、
全てが浄化されるような気がしてくる…
働かないジジイ、口臭の臭い先輩、ナメてきやがる協力会社
イカれてるクライアント、バカで要領の悪い自分、クソみたいな自分、ポコチンみたいな自分…
全てが浄化される。間違いなく浄化されている。
まさに麻薬。夢を見させてくれる。妄想の世界を広げてくれる。
はー、明日は月曜日ですね。
早く来ないかな(ゲロ吐きながら)
近畿大学の年始広告「出戻りマグロ」
2019年1月3日 読売新聞の全15段カラーです。
毎年恒例 近畿大学の出願受付開始の広告ですね。
昨年の大型台風で近畿大学のマグロが死滅被害を受けたことは記憶に新しいですが
そのうちの350匹は逃げたようで、そのマグロが戻ってきてから「出戻りマグロ」
という設定のようです!うん、ユニーク!
ボディコピーも、長いですが読んでみるとところどころ面白いです。
「大人の事情で名前は出されへんけど、来年には、東京で
世界最大のスポーツの祭典もある」って言いかたからの
「大阪には万博(こっちは言うてええみたえい)」って言いかたは好きですね。
関西弁の愛嬌がないと言いづらい小ボケというかそんな感じですね。
近大の年始広告は2017年のものも好きでしたね。
比較してみると、この頃の方が随分挑戦的だった気もしますね。
この広告の言う通り、大学名のグループ分けってホント無意味だとは思いますが、
なかなか簡単に変わらないんですよねー、世の中って。
ねー、本当に。
ねー?
2019年もがんばりましょうみなさん。