ワコール企業動画 ぬいぐるみがいきなり喋り出す
ワコールが3月に公開した企業メッセージ動画「Her True Stories」。公開4ヶ月でなんと再生回数が300万回を突破したらしく、広告業界系のニュースにも載ってたりと何かと話題です。
「思春期の娘と母」テーマの動画が、ワコール史上最多再生回数を記録 #宣伝会議 | AdverTimes(アドタイ)
実際の動画がこちらです。
それで私も見てみたんですが、テーマとしては、「思春期の娘と母」。流れを平たく言えば、思春期の娘とのコミュニケーションに試行錯誤する母親が、娘が小さい頃から大事にしていたぬいぐるみを、「喋るぬいぐるみ(スピーカーなどの機械を搭載させて)」にして、それを通じて我が子と本音を語り合うというもの。
広告業界系のニュースでは、この動画は国内や海外から「素晴らしい」「泣ける」などといったコメントが寄せられていると書かれています。
正気でしょうか?ぬいぐるみがいきなり喋り出すんですよ?怖すぎません?そんな怖いぬいぐるみと、いきなり本音話せますか?また、自分だったら昔から大事にしてたぬいぐるみの中に、勝手に変な機械仕掛けられて機械で口パクパクさせられてたらキレませんか?なんか、いろいろツッコみどころはたくさんあるんですけど、結局言いたいのは…
あまりにもこれ、リアリティがなさすぎません?共感できないというか、それ以前に現実味がなさすぎて笑っちゃうんですけど…「素晴らしい」とか「泣ける」とか書いてる人、どうなんでしょう?
「どうせヤラセでしょこれ〜」とかサムいことを言いたいのではありません。でもこれだけ不自然な点が多いストーリーだと、感動する方も騙された気分になりませんか?個人的には、いろんなところが気になってとてもイマイチな動画でした。
5分とちょっと長いですが、みなさんもよろしければ試しに見てみてください。やっぱり不自然に思うか、そんなに気にならないか……