ささささの日記

日本海海戦より二百三高地派

「かぜじゃない?コンビニ寄って…」パブロン 滋養内服液 ドア横ステッカー広告

 「かぜじゃない?コンビニ寄って、パブロンで栄養とってね。」パブロン 滋養内服液 ドア横ステッカー広告

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風邪薬「パブロン」の、風邪の時でも飲める滋養内服液の広告。電車のドア横にステッカータイプで掲出する「ドア横ステッカー」で展開されています。スマホに目を落としがちな最近の生活者の目線にも自然に入りやすい媒体です。

この広告の訴求のポイントは「コンビニ寄って…」のところにあると思われます。駅の近くには大体コンビニがあり、そしてこの広告は電車内での掲出ですので、「かぜかな…?」と思ったら本当に帰りがけに思いつきで買って帰れます。生活者の心理としてはドラッグストアなどに行かないとこういうものは買えないと思いがちだと思いますので、その心理に新しい視点を加えるという意味ではこの広告は掲出されている価値があります。

ただ、コピーなんですが、ちょっと言いたいことをそのまま言い過ぎな気がしますね。広告主が言いたい言葉を、そのままミムラさんに話者を変えただけのような感じで……。ちょっと言葉も長い気がしますし。訴求のポイントは良いと思いますが、その伝え方が微妙かなと個人的には思った広告です。まあ医療関連は規制などもありデリケートなところだというのもあるのですが。