「Preparation is everything.」富士ゼロックス 日経新聞広告(1月23日朝刊)
「Preparation is everything.」富士ゼロックス 日経新聞広告(1月23日朝刊)
元ラグビー日本代表のヘッドコーチ エディ・ジョーンズさんを起用した広告。「Preparation is everything.(準備が全てだ)」というキャッチコピーを据え、BtoB向けの企業広告を展開しています。
コピーの勉強をしているときに一度習ったことがあるのですが、キャッチコピーには特に理由のない限り"無駄に"英語を使わない方がいいと教わったことがあります。なぜなら、一度アイキャッチされて興味を持ってもらえるか否かが分かれ目の広告において、英語を使うことで見る人の理解スピードがグッと落ちるからです。
ただ今回の広告の場合は、起用者がオーストラリア出身の方であるということ、また使用メディアが日経新聞であるということが起因して、英語のコピーとなっているようですね。新聞広告は他のメディアに比べて特に文字を「読み込んでもらいやすい」メディアですし、さらに日経新聞ですから、英語でコピーを書いたとしても邦訳なんて書かなくたって意味の通じる購読者層がほとんどなのです。
逆に言えば、この同じ広告を駅にポスターとして貼ったとしてもほとんど見てもらえないと思われます。メディアによって、コピーの使い分けも考えなきゃいけないということですね。